分娩について

自然分娩について

自然分娩とは、自然に陣痛を待ち、産道を通して赤ちゃんを出産する分娩スタイルです。

当院では、自然な陣痛発来を待って分娩（出産）に臨む、自然分娩を第一としています。
マンツーマンの妊婦相談では、お一人おひとりが“自分らしい”お産をしていただけるようにお手伝いし、適した分娩方法を一緒に考えています。

当院では、必要に応じて以下のような分娩方法も対応が可能です。

ソフロロジー法：ヨガや禅などを取り入れ、お産をポジティブに捉える出産方法。
リラクゼーションと呼吸法によって緊張や疲労を緩和し、心身のリラックス状態を促進させます。
ラマーズ法：深い呼吸とリラックスした呼吸とを組み合わせた、呼吸法による出産方法。
出産の進行に合わせて呼吸法を変えることで痛みを軽減し、分娩を促します。
リーブ法：Relaxation（リラックスする）、Imagination（イメージする）、Exercise（体を動かす）、Breathing（呼吸する）の頭文字をとった日本生まれの出産方法。
気功の概念を取り入れており、“母子共同で分娩する”という姿勢が特徴です。

当院における自然分娩の場合の入院期間は、出産翌日から5～6日間です。

帝王切開とは、自然分娩（経腟分娩）が難しいと判断された場合に採択される出産方法です。

当院では、母体と赤ちゃんの安全を守るために、帝王切開による分娩も行っております。
帝王切開には、36週〜37週までの健診結果を元に自然分娩が難しいと判断した場合の「予定（選択）帝王切開」と、緊急で赤ちゃんを取り出す必要がある場合に行われる「緊急帝王切開」があります。

当院における帝王切開の場合の入院期間は、出産翌日から概ね一週間です。

当院では、妊婦さまのご家族（パートナー・お子さま・お母さまなど）立ち合いのもと、分娩することが可能です。

ご家族とともに出産に臨むという安心感から、不安や緊張を緩和させる効果が期待できるとともに、大切な人と赤ちゃんの誕生を共有することで、幸せを分かち合える分娩法でもあります。